2022年のマルディグラに参加してきたので、現地のレポートをしたいと思います。
そもそもマルディグラってなに?
筆者はマルディグラについて全く知らなかったです。
マルディグラとは、カトリックの年中行事に由来する祭りです。
クリスマスから数えて十二夜にあたる公現祭(1月6日) から始まり、四旬節の前日「太った火曜日」(英: Fat Tuesday 、仏: Mardi Gras マルディグラ)に終わる。四旬節に入ると食事の制限・肉食の禁止、祝宴などの快楽を自粛するため、その直前まで派手なカーニバル(謝肉祭)を行うのである。
ちなみに、キリスト教では四旬斎、正教では大斎、カトリック教・ルーテル教では四旬節、聖公会では大斎節、プロテスタントでは受難節と呼ばれています。
約40日間の起源
「四旬」(しじゅん、四十の意)の名は、復活祭前のこの準備期間が約40日間のものであることから名付けられている。
40日に近い日数が設定されていることには、以下が起源として挙げられるが、三つ目のイエス・キリストのものが重要なものとして特に頻繁に言及される。
- モーセがシナイ山で40日間行った断食(出エジプト記34章28節)
- エリヤがホレブ山に40日間飲み食いせずに行ったこと(列王記上19章8節)
- イエス・キリストが荒野で断食して過ごした40日間(マタイによる福音書4章2節、マルコによる福音書1章13節、ルカによる福音書4章2節)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E6%97%AC%E6%96%8E
復活祭(イースター)
イースターは日本でも由縁は知らなくても名前や飾り付けを目にしている方も多いのではないでしょうか。
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭です。
イースターをお祝いする際に欠かせない物が「イースター・エッグ」です。
イースター・エッグとは、一色、もしくはカラフルに彩られたニワトリの卵の事を指し、イースターを祝う為に使われます。
卵が復活祭と関連付けられている理由として、
全く動かない卵から新しい生命が生まれるという点を死から復活したイエス・キリストの奇跡を象徴していると言われています。
また、イースター・エッグの赤色は、イエス・キリストが十字架にかけられた時に流された血の色を表し、キリストの血によって世界が救われるという事を意味しているそうです。
ニューオリンズでのイベント
Excuses to Stay Another Day or Come Back Soon | Experience New Orleans!
音楽フェスティバル
ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバル 4月〜5月開催
フレンチ・クオーター・フェスティバル 4月開催
エッセンス・ミュージック・フェスティバル 7月開催
サッチモ・サマーフェス 8月開催
ヴードゥー・エクスピリエンス 10月開催
当日の様子
より楽しむために必見
ルート
パレードは Mardi Gras までのラスト2週間に行われ、最後の1週間特に最後の土日が最も盛り上がり著名人もパレードに参加します。
パレード毎にルートは違いますが、大まかにマルディグラセンターからスタートし、St Charles Ave を通り、Canal St で折り返します。
おすすめPoint
当日全ルートを歩き良いPointを探してきましたので紹介します。
パレードは多種多様で子供たちのパレードから大人たちのパレードがあり、各パレードの合間にフロートがあります。フロートにはビーズのネックレスやおもちゃをばら撒くフロート、Jazzのフロートなどがあります。
昼間と夜でも雰囲気がだいぶ違い、昼間は子供たちが多くいる中をわいわいと楽しめ、夜はお酒片手の大人が多くはしゃぎたいという人が多いです。また夜の方が人出が多くCanal St 辺りは押し合いになります。
有料観覧席も用意されており、St Charles Ave の Lafayette Square 辺りからCanal St にかけ設置されています。当日空いていれば現地で有料観覧席のチケットを購入可能です。
①家族連れ
昼間はフロートからビーズのネックレスやコイン、おもちゃではミニサッカーボールやアメフトボール、フリスビー、ぬいぐるみなどが降ってきます。
US Veteran Memorial から Lafayette Square の辺りは昼夜共に Canal St に比べ人が少ないため落ち着いて観覧することが出来ます。
昼間では、地元の来慣れた人たちは、お手製の脚立に木箱を付けた観覧席を用意し子供たちを座らせ、虫取り網でフロートから投げられてくるおもちゃたちをGetしていました。
ちなみに電線や木に掛かっているのは、装飾ではなく、フロートから投げられ引っかかったものです。
夜は光るおもちゃも登場し、光る剣やボール、ビーズネックレスがフロートから投げられてきます。
ビーズネックレスですらそうですが、注意していないと頭に当たるため危険です…
フロートの人によりますが、中には全力投球して来る輩もいるため要注意です。
夜間も昼間と同じエリアがおすすめですが、有料観覧席を利用した方が安心して楽しめると思います。
②雰囲気を全力で
St Charles Ave の Lafayette Square 辺りから Canal St 、Canal St 沿いが最も人が多く盛り上がるため、New Orleans の Mardi Gras に参加した感を強く感じれます。
Canal St が歩行者天国になっており、Bourbon St を満喫しつつ行き来が出来ます。
また Casino もあるため人混みが嫌になったら遊びつつ休憩もできます。
③撮影
有料観覧席以外では以下の2カ所が前目に位置取り出来ればターン箇所なため障害物が少なく綺麗に撮影できます。
もちろん古き良き建物がある通りなので他のPointでも問題ありません!
① US Veteran Memorial
② St Charles Ave と Canal St の交差点
駐車場
中心地にも駐車場がありますが、交通規制などがあるためおすすめしません。
観光案内所に駐車場があるため、こちらを利用しましょう。都市部と比べ格安で停めることが出来ます。
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