【オーストラリア/パース】初めての南半球へ、1歳児を連れて行ってきた旅行記 – Day3/6

旅行 ~Trip~

【オーストラリア/パース】初めての南半球へ、1歳児を連れて行ってきた旅行記 – Day3/6

スケジュール – 予定

  1. 10:00 ホテル 出発
  2. 10:30 Aesop Myer Perthをチェック
  3. 11:00 パース駅からフリマントル駅へ移動
  4. 12:00 Fremantle Markets 観光
  5. 14:00 Twin Fin Fish & Chips Restaurant + Bar で昼食
  6. 15:00 Bathers Beach 周辺を散歩
  7. 16:00 Fremantle Prison 観光
  8. 18:00 IGA Fremantle で買い物
  9. 19:30 ホテル戻り

この日の天候は、晴れ一時雨、26℃/11℃ の予報でした。

フリマントルへ

パース駅に向かう途中の[Aesop Myer Perth]をのぞき見。

滞在時のレートが91¥/$で、日本での販売価格とほぼ同じでした。

パース駅からフリマントル駅に向かいます。

この日もファミリーチケット (Standard -> Family ticket) を購入しました。

パース駅1階から改札を通ると、ホームには一度2階に上がる必要があります。

2階にも改札があり、Myerとデッキで繋がっています。

パース駅からフリマントル駅までは乗り換えなしで30分ほどです。

フリマントル駅自体はそれほど大きな駅ではありません。

Fremantle Markets

Fremantle Markets は毎週金・土・日曜日の朝9am-6pm にオープンしています。

雑貨エリアと飲食エリアに分けれており賑わっていました。

価格はとくに安いとは感じなかったです。品質はそれなりに良さそうでした。筆者らはここでお土産を少し購入しました。

マーケットの外では大道芸を披露しており人だかりができていました。

ランチ

ランチ候補として、これらを考えていました。

  • Little Creatures Brewery
  • Cicerello’s Fremantle
  • Twin Fin Fish & Chips Restaurant+Bar
  • TheCray Seafood & Grill Restaurant Fremantle

醸造所の[Little Creatures Brewery]を第一候補で考えていましたが、あまりお腹が空いていなかったため、ビールとピザの気分ではなく除外することに。

ビーチの方も見てみたいと思い[Twin Fin Fish & Chips Restaurant+Bar]でランチをすることにしました。

FISH & CHIPS $17.9 と SEAFOOD CHOWDER $24

金額はそれなりにしますが、ボリュームがあり納得感がありました。味も良かったです。

食後は隣接している[Bathers Beach]で少し散歩しました。

Fremantle Prison

17時の閉館時間ぎりぎりになってしまったため、ダメもとで訪問してみました。

16:15頃に到着しましたが、16:30の回に参加することができました。

Prison Tours $23のツアーで、この時間では他の選択肢はなかったです。

Fremantle Prison Tours I Tour Prices

 

年代ごとの牢屋の展示、囚人たちの生活などを見ることが出来ました。

歴史

**Fremantle Prison(フリーマントル刑務所)**は、オーストラリア・西オーストラリア州のフリーマントル市に位置する歴史的な刑務所であり、イギリス植民地時代の名残を今に伝える重要な文化遺産です。


🔹 基本情報
  • 建設開始年:1851年

  • 完成年:1859年

  • 閉鎖年:1991年

  • 世界遺産登録:2010年(「オーストラリアの囚人遺跡群」として登録)


🔹 設置背景

フリーマントル刑務所の建設背景には、イギリスの植民地政策と流刑制度が深く関係しています。

▸ 流刑植民地としての西オーストラリア
  • 1788年にニューサウスウェールズが流刑植民地として開かれたのに対し、西オーストラリアは当初「自由移民のみ」を受け入れる植民地としてスタートしました(1829年、スワン川植民地として設立)。

  • しかし経済が停滞し、労働力不足に悩まされた西オーストラリア政府は、イギリスに対して「囚人の受け入れ」を申請。

  • これにより、1850年から1868年までの間に約9,700人の囚人がイギリスからフリーマントルに送られてきました。

▸ 刑務所建設の目的
  • 当初は囚人たちを一時的な仮設施設に収容していましたが、より恒久的で機能的な施設が必要とされ、1851年にFremantle Prisonの建設が開始されました。

  • 興味深い点として、この刑務所は実際に送られてきた囚人たち自身が建設に従事していました。


🔹 刑務所の構造と特徴
  • 厚い石灰岩の壁、独房制、厳格な規律など、典型的なビクトリア朝の刑務所建築の特徴を備えています。

  • また、内部には教会、病院、厨房、作業場、絞首台などもあり、自給自足型の刑務所施設となっていました。

  • 建物の大部分が150年以上の間ほとんど変わらず現存しており、歴史的価値が非常に高いです。


🔹 近代化と閉鎖(20世紀)
  • 時代が進むにつれて、刑務所の設備は老朽化し、人権や衛生の観点から問題視されるようになります。

  • 特に1980年代には囚人による暴動や火災が発生するなど、施設の限界が顕著になりました。

  • 最終的に、1991年にFremantle Prisonは正式に閉鎖されました。


🔹 世界遺産としての現在の役割
  • 2010年にユネスコ世界遺産「オーストラリアの囚人遺跡群」の一部として登録され、現在は博物館や観光施設として公開されています。

  • ガイドツアーでは、実際の独房や処刑場、地下のトンネル(かつて水供給システムの一部)などを見学可能。

  • 夜間には「ゴーストツアー」なども行われ、観光名所としても人気を集めています。


🔹 まとめ
項目内容
建設開始1851年
完成1859年
閉鎖1991年
世界遺産登録2010年(オーストラリアの囚人遺跡群の一部として)
設置背景イギリスからの流刑囚受け入れと労働力確保のため

Fremantle Prisonは、植民地時代の流刑制度の象徴であり、オーストラリアにおけるイギリスとの歴史的つながりを物語る貴重な遺産です。現在もその重厚な雰囲気と歴史を感じられる場所として、多くの訪問者を引きつけています。

スーパーマーケット

ここでもスーパーマーケットをのぞいてみることに。海外に来ると日本とは違うものが置いてあり、その国の食生活を垣間見ることができ面白いです。

スーパーマーケットの正面に、ちゃんと回っている回転寿司がありました。日本では回らない回転寿司も多くなってきている中、日本文化が浸透していることに嬉しく思いました。

謎のキャラクターの前で真似をする娘

フリマントル駅に戻ってきてホテルに帰ります。フリマントル港に大型客船も停泊していました。プリンセスクルーズのクラウン・プリンセス号、オーストラリアを周遊かな?

 

ホテルに戻ってきて、部屋からの [Saint Mary’s Cathedral] がとても美しい。翌日朝に訪問します。

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